バイトの先輩に好かれるには？おさえておきたい4つのポイント

先輩に好かれる1つめのポイントは、「仕事を任せられる後輩であること」です。

アルバイト先はあくまで労働の場。仕事上のミスが多かったり、遅刻を繰り返していたりすると、同じ職場で働く人に悪印象を与えてしまいます。
遅刻や無断欠勤をせず、先輩から指示されたことはきっちりこなすなど、与えられた仕事に責任をもって取り組むようにしましょう。

もちろん、最初からパーフェクトに仕事をこなさなければならない訳ではありません。
はじめてアルバイトをする時は、以下のポイントに気をつけてみましょう。

・「おはようございます」「お疲れ様です」などの挨拶を欠かさない
・わからないことがあれば自分から質問する
・教えてもらったことはメモをとるなどして、再度訊かないようにする
・教えてもらったら「ありがとうございます」と、感謝を伝える
・病欠や遅刻を避ける

最初はミスしてしまうことがあっても、前向きに頑張る姿勢は好感を呼びます。
ゆくゆくは自分も先輩になるのだという自覚をもって、おちついて仕事を覚えていってくださいね。

先輩に好かれる2つめのポイントは、「ミスをしても言い訳しないこと」です。
「すみませんでした。次は気をつけます」と謝り、次に活かす姿勢が好まれます。

最も避けたいNG行動は、ミスを指摘されて泣いてしまうパターンです。きつく叱られると悲しくなるものですが、その場で泣くことはできるだけ避けましょう。

・自分の落ち度ではない時は？
社会生活では時に、自分の落ち度ではないのに怒られてしまうことがあります。たとえば、先輩のミスであるにもかかわらず自分のミスにされたり、お客様から同僚のミスを指摘されたりするケースもあります。

このように「自分の落ち度ではない」時でも、その場で即否定することはリスクにつながります。まずは「すみませんでした」と相手の意見を認め、そのうえで、ミスを指摘してきた相手と信頼関係を築くことが大切です。

仕事を正確にこなし、「この人がこんなミスをするはずがない」と思ってもらえる信頼関係をより多くの人と築くことで、思わぬ濡れ衣からも身を守ることができるようになりますよ。

先輩に好かれる3つめのポイントは、「プライベートの自慢をしすぎないこと」です。

アルバイト先には、経済事情・家庭事情の異なるさまざまな人が集まります。プライベートな出来事を話すなどして同僚とコミュニケーションをとることは大切ですが、充実したプライベートは時に嫉妬をまねくため、注意が必要です。
特に、以下の話題には配慮することをおすすめします。

・恋人（または婚約者）ができた
・先輩の好きな相手と一緒に過ごした（出先で会った、飲み会に誘われた等）
・資格の試験に合格した
・海外を旅行した
・高価なもの（ブランドもののバッグ、貴金属、車、マンション）を買った

アルバイト先に馴染むまでは、プライベートの話は信頼できる同僚相手にとどめるとよいでしょう。

先輩に好かれる4つめのポイントは、「職場での悪口に便乗しすぎないこと」です。

アルバイト先にはバックヤードや喫煙室、パウダールームなど、同僚同士がこっそり愚痴を交換できる場所が存在します。飲み会や忘年会といった交流会もそのひとつといえるでしょう。

運悪く愚痴大会に居合わせてしまったら、積極的に同調はせず、早めにその場を離れるよう心がけることをおすすめします。悪口の内容に納得ができない時は特に要注意です。

・つい悪口に流されてしまいそうになったら
悪口は言いたくないが、つい場に流されそうになる。このような人は、「悪口に賛同しなかったら、自分が仲間はずれになってしまうのでは？」と不安を感じているケースが多いのではないでしょうか。

こんな時は、自分が誰の仲間になりたいのかを一度考えてみましょう。

同僚の愚痴は、隠していてもいずれ社内に広まる傾向にあります。社内に愚痴が広まった時に、「○○さんも愚痴を言っていた」「○○さんが最初に文句を言い始めた」と尾ひれがつく可能性も否定できません。

「もし社内に愚痴が広まった時に、自分は誰の味方でありたいのか。どの先輩、どの同僚に認められたいのか」をよく考えて、愚痴をかわすようにしましょう。
愚痴や欠席裁判にできるだけ参加しないことで、本当に認めてもらいたい先輩や同僚から信頼されやすくなりますよ。