みんなのバイトライフを覗けるコラム

バイトのまかない事情とは？無料や有料でまかないが出る仕事

バイトでまかないが出ると、特に一人暮らしの人では、食費が節約できて一石二鳥となるという嬉しい面があります。まかないには、無料のものと有料で希望によって提供されるものがあります。バイトのまかないとはどういったものか、また、まかないが出るバイトについてまとめました。

バイトのまかない事情はどうなっている？

まかないが出るバイトは、飲食店がほとんどですが、「まかない付き」というバイトでも、まかないの内容などはさまざまです。

まかないは、従業員用の食事として、通常のメニューとは別のものが出るケースもあれば、メニューから選べるケースもあります。従業員用の食事の場合は無料での支給とされることが多いですが、フランチャイズチェーンなどで、メニューから選べるケースは割引価格での提供が一般的です。

まかないを食べる時間も、勤務中の休憩時間を利用して順番に食べるところもあれば、営業終了後などにみんなで一斉に摂るお店もみられます。また、勤務したら必ずまかないが食べられるとは限らず、○時間以上という勤務時間や、ランチ終了時やラストまでの勤務など勤務時間帯による規定があるケースもあります。

「まかない付き」となっていることを重視して応募する場合、特にシフト制の勤務の求人では、まかないが出る条件について、面接などで確認しておきましょう。

「ファミレス」は割引でのまかない提供が主流

フランチャイズチェーンのファミリーレストランのバイトの多くは、通常のメニュー、あるいは、従業員専用メニューから好きなものを選んで、割引価格でまかないとして食べられます。自己負担はありますが、好きなファミレスでバイトすれば、お得に食べることができるのです。メニューが選べることは、好き嫌いが多い人やダイエット中の人にも嬉しいポイントです。ただし、一勤務につき一回、割引価格での食事の提供があるところもあれば、短時間の勤務では利用できないケースもあります。また、勤務外のときに、家族や友人と利用できる割引券の支給があるファミレスも多いです。

ファミリーレストランのバイトは、お客様の案内やオーダーの受付、配膳、片付けなどを担当するホールスタッフと、皿合いや調理を担うキッチンスタッフに分かれます。キッチンスタッフの場合は、自分のまかないを自分で作って食べることもあります。ファミリーレストランのバイトは、昼だけや夜だけ、あるいは、大学生ではテストの時期は勤務日を減らすといったように、シフトの融通がききやすいです。

ファミレスのアルバイト情報はこちらから！

居酒屋もチェーン店のまかないは食事補助が主流

チェーン店の居酒屋も、ファミレスと同様にまかないとして、食事補助の制度があることが多いです。メニューの中から好きなものを選んで、割引価格で食べられるお店もあります。ただし、アルコールは対象外のケースがほとんどですので、居酒屋でバイトしても安く飲めるわけではありません。

居酒屋は夜だけではなく、昼もランチ営業しているケースもあります。学校が終わった後、夜や深夜だけのバイトがしやすく、忙しい時間帯だけ働くことができるケースもあります。ホールスタッフは接客や配膳を行い、キッチンスタッフは皿洗いや簡単な調理からスタートします。チェーン店の居酒屋でバイトする人は、学生やフリーターが中心です。

ファストフードはFCによる違いに注意

ファストフードも、まかないとして、食事補助制度が設けられているケースが多いです。ただし、ファストフードチェーンによっては、一律の待遇として食事補助制度がなく、FC（フランチャイズ）によって待遇が様々となります。そのため、他店でのアルバイト募集に書かれていても、同様の待遇とは限らないので確認が必要です。ファストフードでの食事補助制度は、割引価格での商品の提供、あるいは、勤務日にハンバーガーを注文するとドリンクが無料といったものです。

ファストフードの仕事には、カウンターで接客や商品の提供を行うホールスタッフと、調理するキッチンスタッフがあります。

まかないの自己負担がないのは小規模経営の飲食店

自己負担なしでまかないがつくバイトは、個人経営や数店舗を経営する規模のレストランや居酒屋などの飲食店に多いです。通常のメニューにあるものをまかないとして出す店もありますが、従業員用に別メニューを提供するケースも少なくありません。修行中の料理人がまかないを担当するケースでは、料理人を目指す人にとっては、料理長や先輩の料理人からアドバイスをもらえるチャンスにもなります。試作中の創作料理をまかないとして出して、まずは従業員の反応をみるケースもみられます。

まかないが無料のケースでは、まとめて作られることが多いです。営業時間中に短時間の休憩を順番にとってまかないを食べるケースと、昼や夜の営業終了後、あるいは開店前にみんなでまかないを食べるケースに分かれます。まかないを食べる時間は、スタッフ同士のコミュニケーションをとる時間として、結びつきを深める効果もあります。