服装自由のアルバイトがしたい！気になるメリットと注意点とは

服装自由のアルバイトの代表例は、以下のとおりです。

・アパレルスタッフ
・カフェスタッフ
・データ入力
・テレフォンオペレーター
・軽作業スタッフ
・ポスティング
・デバッカー
・仮歌シンガー
・レコーディングバックコーラス
・映画のエキストラ
・ITエンジニア

上記のように、顧客と対面することが少ない職種や、私服がエプロンで隠れやすい飲食サービス職、IT職、クリエイティブ職などが服装自由になる傾向にあります。

アルバイト求人サイトで「服装自由」という条件で検索すると、該当する求人が見つかりやすくなります。アルバイトを探す時の参考にしてみてくださいね。

服装自由のメリットは、なんといっても「私服のまま仕事ができること」です。
その他、以下の利点があります。

・バイトのたびに制服に着替える必要がない
制服への着替えの時間は、基本的には勤務時間に含まれません。また、終業時間が終電直前になりやすい仕事（飲食など）では、終電に乗るために大急ぎで着替えなければならないことも……。服装自由の職場であれば、終電間際の仕事でもスムーズに帰れます。

・指定のシャツや靴などを購入する必要がない
勤務中に特定の制服を着用する場合は、企業側から制服を購入するケースと、貸してもらえるケースがあります。また、制服が貸し出される場合であってもインナーや靴、靴下などは自前となっていることも多く、手持ちになければ自分で購入する必要があります。
特に短期アルバイトの場合は、制服の購入費が収入より多くなってしまうケースもあるため、注意が必要です。

・制服の手入れの必要がない
服装自由のアルバイトでは、特定の制服を着回したり、洗濯のために持ち帰ったりする必要がありません。連勤時でも汗や汚れを気にすることなく働ける点がメリットです。

ただし、服装自由のアルバイトでも、飲食系はエプロンやサロンエプロンを着用することがあります。中には衛生面の向上のため、スタッフ全員のエプロンを適宜クリーニングしてくれる職場もありますが、各自に管理・洗濯を任せるお店も珍しくありません。時にはとても他の服とは一緒に洗えない、油で汚れたエプロンを手洗いしなければならないケースも…。

「服装自由」と「制服なし」は必ずしもイコールではないので、職場の服装について事前にチェックしておきましょう。

「服装自由」のアルバイトの注意点としては、以下のポイントがあげられます。

・服装自由≠どんな服でもいい
服装自由とは、どんな服でも自由に着てよいというわけではありません。社会人としてふさわしい、企業のカラーやTPOにあわせた服装が求められます。
たとえば、データ入力の仕事であればオフィスカジュアルが基本です。アパレルスタッフであればブランドイメージにマッチした装いが好ましいでしょう。

・服装に迷った時は職場の雰囲気にあわせて
アルバイト中の服装に迷った時は、職場の先輩の服装に倣ってみましょう。もちろん、上司や同僚に直接、勤務中の服装について質問してもかまいません。

・ネイルや香水、帽子やアクセサリーは基本的にNG
きつい香水や派手なネイルなど、職場にふさわしくないお洒落は避けましょう。過度なアクセサリーや帽子も、仕事上のマナーとして避けたほうが賢明です。

服装自由、茶髪OKのアルバイトであっても、面接はまた別問題となります。
採用担当者から「スーツでお越しください」「普段着でお越しください」と通達があることがほとんどなので、指示に従って服装を選びましょう。もし先方から服装についての指示がない場合は、自分から質問することも大切です。

なお、「普段着で」と言われた場合でも、面接にふさわしい、清潔感のある服装を選ぶ必要があります。以下に、好ましい服装例を男女別にまとめました。

【男性の場合】
・上着……着用する場合はジャケット（コートを着ていく場合は、面接前に脱ぐこと）
・トップス……柄のない襟付きシャツ。柄やキャラクター付きのTシャツは避ける
・ボトムス……黒やベージュなどのスラックス。ジーパンや短パンは避ける
・靴……革靴が基本。サンダルやクロックスは避ける

【女性の場合】
・上着……着用する場合はジャケットが基本。パーカーはNG
・トップス……襟付きの無地ブラウス
・ボトムス……膝下のスカートかパンツスタイルが好ましい。ミニスカート、タイトスカート、ジーパンは避ける
・靴……革靴かヒールの低いパンプス。サンダルやオープントゥパンプスは避ける
・メイク……ナチュラル系。ラメ系メイクや派手なつけまつげは避ける

「この人となら一緒に働けそうだ」「まじめに働いてくれそうだ」と思ってもらえる服装を選んで、面接を成功させてみてくださいね。